地域研究センター設立記念シンポジウム(2025/11/8)を開催しました

2025-11-13

2025年11月8(土)に大月短期大学地域研究センター設立記念シンポジウムが開催されました。

プログラムは以下の通りでした。
13:00-13:05 挨拶:栁沢幸治(大月短期大学学長)

13:05-13:10 挨拶:小林信保(大月市長)
13:05-13:20 「センターの概要について」: 内藤敦之地域研究センター長(大月短期大学教授)

13:20-14:00 「大学「まち」に出る、大学「まち」に学ぶ-「地域の価値観」を構築する試み」:廣江彰(立教大学名誉教授、東京家政学院大学元学長)
司会:槇平龍宏(大月短期大学教授)

14:00-14:30 「地域研究の課題と可能性~大月短大の地域活動における実践知からの検証」 佐藤茂幸(大月短期大学教授) 
司会:内藤敦之(大月短期大学教授)
14:30-15:00 「大月市のまちづくりにおける男女共同参画とその課題」山岸絵美理(大月短期大学准教授)
司会:内藤敦之(大月短期大学教授)

15:00-15:10 休憩

15:10-16:00 パネルディスカッション:テーマ:「大月の地域課題と地域における短大の役割」 
コーディネーター:佐藤茂幸(大月短期大学教授)

16:00-16.05 閉会挨拶 佐藤克春(大月短期大学教授)

シンポジウムは最初に柳澤学長の挨拶が行われ、今年度から開設されたセンターの意義が強調されました。続いて小林市長からの挨拶ではセンターへの期待が語られました。その後、センター長よりセンターの概要の説明と大月短大における地域研究と地域活動のこれまでの取り組みが紹介されました。

報告は最初に廣江彰氏の「大学「まち」に出る、大学「まち」に学ぶ-「地域の価値観」を構築する試み」というタイトルで、地域研究センターの果たすべき役割や実践について詳細に検討されました。結論の一つとしてはコーディネーターの役割が強調されていました。二番目の報告は佐藤茂幸教授による 「地域研究の課題と可能性~大月短大の地域活動における実践知からの検証」というタイトルで、これまでの取り組みとそこから得られたものについて検討が成されていました。三番目の報告は山岸准教授による「大月市のまちづくりにおける男女共同参画とその課題」というタイトルで、大月市における具体的な課題として男女共同参画に関してその実態について詳細に検討していました。

休憩後は三人の報告者によるパネルディスカッションが行われました。最初にフロアから集めた質問用紙での問いに報告者が答え、次に報告者間での相互のコメントを行い、最後にフロアから直接質問を受けました。質問は地域の方から積極的になされ、地域研究センターへの具体的な要望なども含め、充実したものとなりました。

全体としては大月短大の地域における役割、特に地域研究センターの位置付けと、地域課題に関して様々な角度から検討することにより、今後の展望に関しても明らかになったと考えられます。(文責:地域研究センター(内藤))

 

 

 

 

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