このたび、平成二十五年度一般入学試験前期日程(2013年1月31日実施)の選択科目「日本史A」において、出題ミスがあったことが判明しました。受験生ならびに関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
1.該当する試験と科目
・該当する入試:一般入学試験(前期)
・試験実施日:平成25年1月31日
・該当する科目:日本史A(選択)
2.ミスの個所と内容
(1)問題Ⅱ:島崎藤村の『破戒』を『破壊』と誤表記した。
-ミス発生個所の抜粋
「日露戦争後、人間社会の暗い現実をありのまま写し出そうとする(③)主義が主流となり、
(カ)は『破壊』で、(キ)は『蒲団』で、時代と社会を批判した。」
-設問
問1.アからケに適切な人名を記せ。
(2)問題Ⅲ:金融恐慌が発生した年を誤って1926年とした(実際は1927年)。
-ミス発生個所の抜粋
「(⑨)年には関東大震災が発生し、その経済的な影響も大きく、1926年の(⑩)へと繋がっていく。」
-設問
問1. 括弧内に当てはまる語句を記入せよ。
3 合否判定への影響
ミスのあった問題については、いずれの解答も正解として加点し、再集計いたしました。その結果、合否判定に影響はないことが判明しました。
なお、9月3日に第一回の調査を行った時点では、不合格者の中に選択科目として日本史を選択した者はいなかったと判断し、ホームページ上でその旨発表いたしました。しかし、9月4日に第二回目の調査を行い、再度確認をしたところ、日本史を選択した受験生の中に不合格者が1名おり、これが見落とされていたことが発覚いたしました。そのため、再採点、再集計を行い、その結果、合否判定に影響がないことが判明した次第です。9月3日のホームページ記事にて、誤った情報を発表してしまったことに関しましても、陳謝いたします。
本学では、入学試験の実施にあたり細心の注意を払って取り組んでまいりましたが、受験生の将来を左右する入学試験においてこのようなミスが起きたことを重く受け止め、改めて受験生の皆様ならびに関係各位に深くお詫び申し上げますとともに、今後、このようなことが起こらぬようチェック体制を強化し、再発防止に取り組んでまいることをお約束いたします。