令和7年6月28日(土)に大月短期大学 体育祭を開催しました。当日は朝から良い天気に恵まれ、学生たちは若い力を最大限に発揮してそれぞれの競技に臨みました。今回はオレンジ、緑、青、紫の4つの色に分かれてチームを編成し、団体戦を実施しました。
午前中は体育館を使い、バスケットボールとバレーボールの試合を行いました。大型の業務用扇風機を使って風通しを良くした館内で、文字通りの熱戦が繰り広げられました。学生たちの動きは機敏で、コートが狭く見えました。部活動などでの経験者もそうでない学生も、はつらつとしたプレーで盛り上がりました。
強く照りつける太陽のもと気温は上昇し続け、午後には最高33℃まで上がりました。その強い日差しと暑さのなか、体育祭のプログラムは運動場を使った競技へと進みました。最初にサッカーの試合を実施しました。連日の好天でグラウンドは最高の状態でした。パスをうまくつないで豪快なゴールが決まる場面では、参加者の間で拍手が沸き起こっていました。本学研究棟の4階からみると、学生がパスを適切につなごうと努力している様子がよくわかりました。
次に玉入れを行いました。全員で力を合わせて楽しめる、伝統ある競技です。目標の高さが低めの設定であったので、各チームともほぼすべての玉をネットに入れることができ、そのタイムで順位を決めました。
さらに、障害物リレーへと進みました。子ども用の三輪車をこぐのは学生にとり難しい課題です。それを器用にこなした学生たちは、続く難所もうまく乗り越え、最後にパンの入った袋をくわえてゴールインしました。
そして、プログラムは騎馬戦へと入りました。この時点でかなりのエネルギーを使っている学生たちでしたが、まだ元気いっぱいに相手に向かっていきました。そのあふれるエネルギーを良い方向に発散させている様子がうかがえました。
体育祭の最後は男女混合リレーでした。体育祭の花形競技です。夕方になってもまだ暑さを強く感じる運動場で、参加者はすべての力を出し切りました。それぞれの学生が力強い走りをみせてバトンをつなぎ、ゴールを目指しました。ゴール直前で転倒してしまう男子学生もいましたが、最後まで精いっぱい走り切りました。
このようにしてすべての競技を予定通り終えることができました。閉会式では学生自治会 副会長から順位の発表があり、結果はオレンジチームの優勝でした。また同 会長から「今日の体育祭を思い出として、編入学などにがんばってほしい」との挨拶がありました。
閉会式のあと、学生自治会から参加者に景品(クオカード)が渡されました。さらに集合写真を撮り、皆で健闘をたたえ合いました。
多くの学生が力を合わせてグラウンドにラインを引いて準備しました。外での競技中はそれぞれの内容にあった音楽が流れていて、こだわりを感じました。青、緑、赤、黄色のテントが7機設置され、また、飲み物を一人3本ずつ配布して暑さ対策を実施しました。それらすべての努力が目に見える成果となって、良い体育祭になりました。
参加した皆さん、本当にお疲れさまでした。競技を通じて仲間との親交を深めることができて良かったですね。
[文責、写真撮影:上笹恵(学生委員)]