2026年度地域研究センターシンポジウム(2026/10/24)を開催しました
2026年10月24日に2026年度の地域研究センターシンポジウムが開催されました。今回は、以下のような内容で行われました。
テーマ:森から始める地域の再生―林業・エネルギー・環境教育の視点から―
13:00-13:05 学長挨拶 澁谷彰久(大月短期大学学長)
13:05-13:10 趣旨説明 内藤敦之(大月短期大学)
13:10-13:50 報告 中桐秀晴(山梨県富士東部林務環境事務所)「郡内地域の特性を生かした森業とは?」 司会 内藤敦之(大月短期大学)
13:50-14:30 報告 田開寛太郎(都留文科大学教養学部)「森林での体験から地域とのつながりへ―環境教育の視点から―」 司会 内藤敦之(大月短期大学)
14:30-14:40 休憩
14:40-15:00 報告 安藤諒梧(北都留森林組合)「林業という働き方」 司会 内藤敦之(大月短期大学)
15:00-15:55 パネルディスカッション及び質疑応答 コーディネーター 佐藤克春(大月短期大学)
15:55-16:00 閉会挨拶 槇平龍宏(大月短期大学)
地域研究センターは昨年度に開設され、昨年度のシンポジウムでは地域の価値といった大きなテーマを取り上げましたが、今年度はより具体的なテーマを選び、大月を中心とする地域の課題を検討することとしました。そこで、今回は自然・環境との関係に注目し、特に大月において非常に豊かな森林を中心に考察するテーマとしました。
シンポジウムでは、最初に澁谷学長より挨拶が行われ、シンポジウムの意義が強調されました。次にテーマの説明が行われました。
報告は、第一に、中桐秀晴氏により「郡内地域の特性を生かした森業とは?」というタイトルで行われました。内容は日本の森林について歴史的に説明した上、郡内地域の森林との関係の現状を説明するものでした。次に、田開寛太郎氏により「森林での体験から地域とのつながりへ―環境教育の視点から―」というタイトルの報告が行われました。内容は環境教育の視点から様々な点に触れていましたが、所属の都留文科大学における環境教育のこれまでの試みや森林教育の実例の紹介が中心的な論点となっていました。第三に、本学の卒業生でもある安藤諒梧氏より「林業という働き方」 というタイトルで、森林組合での林業の実際についての詳しい紹介が行われました。
パネルディスカッションでは最初にフロアから集めた質問用紙での問いに報告者が答え、その後、コーディネーターの佐藤克春教授よりテーマにも含まれているエネルギーという点についても議論が行われました。その後、フロアからの質問にも答え、全体として活発な議論が展開されました。
今回は地域の参加者及び学生などを含め、約70名ほどが参加し、充実したシンポジウムとなりました。特に森林という身近ではあるが、必ずしも実態の知られていない対象についてその現状を知り、自然・環境との関係をいかに構築していくかという点では有益な示唆を得られたと思われます。(文責:内藤(地域研究センター))





